SG WANNA BE、番組で明かしたつらい過去に感動の嵐


 SG WANNA BEメンバーの、感動の物語が話題となっている。SG WANNA BEは7月30日から放送が始まった『人間劇場‐生きて生きて』(KBS)で、舞台の表と裏における生の姿を見せ、視聴者の感動を集めている。特に、それぞれのメンバーのつらい過去が番組を通じて紹介され、「韓国のトップ歌手に登りつめたSG WANNA BEを見直した」という感想が多く寄せられている。

 メンバーの中で一番若いキム・ジノは、中学2年のときに父をがんで失い、「母親を守る」という当時の約束を黙々と守りながら生きている。リーダーのチェ・ドンハは、先天性の心臓病を持って生まれ、生死の境を何度もさまよった。また、両親の離婚によって、幼いころから自分で責任を持って生きることを強いられてきた。ムードメーカーのキム・ヨンジュンは、父が事業に失敗したため、幼少期から祖母に育てられた。家族の前で言葉に詰まる彼の姿に、視聴者たちは胸が締めつけられた。 

 7月31日放送された2部では、キム・ヨンジュンが10才違いの妹と仲むつまじく過ごす姿、キム・ジノが亡くなった父親の靴を磨くシーンなどが視聴者たちを引きつけ、全国視聴率10.1%(TNSメディア)を記録した。掲示板には、「SG WANNA BEの歌は胸の奥底まで響く曲ばかりだが、それはおそらく彼らにつらい経験があるためだろう」「あなたたちのファンであることをとても誇りに思う」という激励と称賛の書き込みがあふれた。

イ・ジョンヒョク記者
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