skull、「米ビルボード・ベスト10入り」で日本からもオファー


 ヒップホップ界のスターが多いYGエンターテインメントに所属するレゲエ・デュオ「Stony Skunk」のskull(本名:チョ・ソンジン)は最近、株価が赤丸急上昇中だ。

 skullがアメリカでリリースした『Boom Di Boom Di』は先週、ビルボード「Hot R&B/Hip-Hop Singles」チャートで16位に登場、8月4日付のランキングでは6ランクアップの10位に入った。これを耳にした日本の大手レーベル各社からのオファーが殺到している。

 YGエンターテインメントの幹部は「以前から日本のクラブを中心にskullの音楽は注目を浴びてきた。ビルボードにチャートインしたニュースが伝わり、日本のレーベルが今まで以上に積極的にCDリリースを提案してきている。まもなくアメリカでskullのマキシシングルがリリースされる予定だが、レゲエの人気が高い日本からこれほど積極的なアプローチがあるなら、skullの活動戦略を少し軌道修正しなければならないかもしれない」と話している。

 またこの幹部は「skullのビルボード・ベスト10入りは、アジア人がアメリカのメジャー音楽市場で実力を発揮したことを意味する。それだけに、日本だけでなくヨーロッパでも関心が高い」と語った。

 さらに「“skullの『Boom Di Boom Di』はもう少し上位まで行ける”と米のレーベル関係者のほとんどが予測している。これは今回のskullのチャートインが単に夏だからという理由ではなく、音楽性自体を認められている証拠」と胸を張った。

 マライア・キャリー、ロス・ホガースら米国の人気アーティストとのレコーディングにとどまらず、日本でも大きな注目を浴びているskull。マキシシングルが世界的な音楽サイト「iTunes Store」で配信される計画もあり、今後もこの勢いは止まりそうにない。

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