イム・グォンテク監督『千年鶴』、ヴェネツィア国際映画祭に出品


 イム・グォンテク監督の映画『千年鶴』が第64回 ベネチア国際映画祭の非コンペティション部門に出品される。

 ベネチア国際映画祭の公式ホームページは26日、上映作品を発表した。コンペティションと非コンペティション部門をはじめ、新しい傾向の映画を選んだ「オリゾンティ」、短編映画コンペティション部門の「コルト・コルティシモ」という計4部門で構成された今回の映画祭で、韓国映画はイム・グォンテク監督の『千年鶴』(非コンペティション)、チョン・スイル監督の『黒い地の少女と』(オリゾンティ)、チョン・ジェフン監督の『魚』(コルト・コルティシモ)が出品されるが、計22作品が上映されるコンペティション部門にはラインアップされなかった。

 一方、コンペティション部門では昨年同様、ハリウッド映画が優勢だ。ハリウッドは『 Atonement』(ジョー・ライト監督)、『 The Darjeeling Limited』(ウェス・アンダーソン監督)、『 Sleuth』(ケネス・ブラナー監督)など10作品が出品される。このほか、アジアの映画では クエンティン・タランティーノ監督が出演し話題を集めた『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』(三池崇史監督、日本)、『Help Me Eros』(李康生監督、台湾)などが招かれている。今年の ヴェネツィア国際映画祭は来月29日から9月8日まで開催される。

キム・チョンホン記者
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