クォン・サンウ、難病の子どもたちと美術館観覧


 俳優クォン・サンウが難病の子どもたちと美術観覧をした。

 クォン・サンウは小児患者10人とその家族と共に、24日、ソウル瑞草洞の芸術の殿堂・デザイン美術館で開催されている「スヌーピーライフデザイン展」を観覧した。クォン・サンウは昨年、韓国メイク・ア・ウィッシュ財団の公式広報大使を委嘱された後、難病の子どもたちのための後援イベントに参加してきた。

 この日のイベントの主人公は5歳のイ・アヨンちゃん。現在世界に4人しかいないとされている難病「巨大型セメント質腫」という難病で闘病中だ。アヨンちゃんとアヨンちゃんの父が共にこの病気で苦しんでいる。政府の補助金に頼り暮らしている親子だが、治療費だけでこれまで7億ウォン(約9200万円)かかっているという。

 クォン・サンウは「アヨンちゃんのような幼い子どもたちが死の恐怖と戦っている。そんな子どもたちの望みをかなえてあげることは単純に物質的な援助以上の価値がある」と話した。

 また、「このような子どもたちの感じる喜びや幸福は、僕たちのような健康な人たちよりもはるかに大きい。小さな喜びが病気と闘う大きな力となる。多くの人々がこのような子どもたちに関心を持ってほしい」と呼びかけた。

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