女優のシン・ウンギョン(34)に離婚危機が迫っている。
シン・ウンギョンの関係者は20日、スポーツ朝鮮との電話インタビューで、「シン・ウンギョンは結婚後出産し、周りがうらやむほど順調な暮らしぶりだったが、夫が事業に失敗するなど金銭問題でトラブルが起きた。二人は現在別居中で、かなり前から話もしていない状態」と語った。
シン・ウンギョンは2003年9月、有名芸能プロダクションのPエンターテイメント代表K某さん(現在はOエンターテイメント代表)と結婚し、話題となった。昨年には息子を出産している。
夫婦は今年の春から口論が絶えず、シン・ウンギョンがドラマ『不良カップル』の出演を目前に控えた5月末から事実上の別居状態となっていた。
これについて夫のKさんは、最近本紙とのインタビューで、「別居しているのは事実だ。しかし、引っ越しを控えて家を修理中で、さらにウンギョンのタイトなドラマスケジュールのために仕方なくそうなっているだけ」と弁明した。
関係者たちは、夫のKさんがFエンターテイメントとの買収合併、決裂などの問題によって巨額の訴訟に巻き込まれたことによって、シン・ウンギョン夫妻の家庭不和が深まったとみている。
シン・ウンギョンは、前の所属事務所であるFエンターテイメントが彼女に対して提訴した貸与金請求訴訟に敗訴。しかし、「夫が私の印鑑を同意なしに使用、F社側から金を借りていたが、判決が下される時まで全くその事実を知らなかった」として、ソウル高等裁判所に控訴、夫のKさんに対し断固たる態度を見せている。
彼女の関係者はまた、「シン・ウンギョンは法定代理人を通じて控訴をしており、夫とは全く事前協議がなかったことが読み取れる。いろいろな事情が絡み合っているが、夫と明らかに距離をおいた決定をしていることから、戻ることができない道を選択したのではないか」と話した。
Fエンターテイメント側は06年11月1日、シン・ウンギョンに対し、彼女が借りた約4億ウォン(約5300万円)の貸与金請求訴訟を起こし、裁判所は先月29日に原告勝訴の判決を下している。