「アジアのスター」Rainのワールドツアーを主管しているスターエムは、米公演キャンセルについて公式に謝罪した。
スターエムのイ・イングァン代表は18日午後2時、ソウル市論峴洞のインペリアル・パレス・ホテルで記者会見し、「米公演に関し、現地プローモーターの選択を誤ったのは私たちの間違い」と認めた。
イ代表は「アーティスト・スターエム・JYPはすばらしいコンサートを実現しようと考え、“レボリューション”という会社を選んだ。だが、この会社が公演権を移譲したことから、こうした事態が起きた」と説明した。また、現地プローモーターを相手取り、法的対応を前向きに検討する考えも口にした。
スターエム側は、ハワイ公演プローモーターの「クリック・エンターテインメント」に対し、虚偽の内容を流布し、会社の名誉を棄損したとの理由で訴状を作成、近日中に提出する方針だ。
会見でイ代表は「Rainのワールドツアーはこのままで終わることはないだろう」と述べ、注目を集めた。イ代表は「今回の事態は世界市場へ進出する過程で起きた陣痛だと考えている。来週月曜日か火曜日に新たな発表を行う」と語り、取材陣を驚かせた。また、現在フリーのRainが事務所に移籍する可能性については「少し難しいのではないかと思う」と悲観的な反応を示した。