歌手IVY、映画・ドラマからのオファー殺到でうれしい悲鳴


 2ndアルバムで最高の全盛期を迎えているIVYが、演技への挑戦を慎重に検討している。

 2ndアルバム『誘惑のソナタ』と『キューピッド』で表情の生きたダンスが注目を浴びたIVYは、女優としての活躍が取りざたされてきた。既に3‐4本の映画のシナリオを受け取っているだけでなく、ドラマやミュージカルからもラブコールが相次いでいる。

 所属事務所の関係者は「IVYを主人公にした映画のシナリオが3本以上入ってきている状況の中、ドラマからもオファーが相次いでいる」とした。ラブストーリーからシチュエーションコメディー、コメディーなどジャンルもさまざまで、受け取ったシナリオは20本以上になるという。

 しかし全盛期を迎えた女性歌手が演技に挑戦し、むしろ逆効果をもたらした前例があることから、慎重に検討している状況だ。

 所属事務所側は「挑戦させてみたい作品はあるが、慎重に検討している状況。今のところ具体的な計画はない」と伝えた。

 このため、IVYの本格的な女優としての姿を見るのは予想よりも後になりそうだ。今年は作品の検討作業だけで終わる可能性も高い。

 IVYは今年4月、韓日共同制作4部作ドラマ『東京、天気雨』で演技に初挑戦している。このドラマの中でIVYは歌手志望の女性を演じ、それまで準備してきた演技力を発揮した。最近は各種の芸能番組やシチュエーションコメディでコミカルな演技に挑戦し、好評を集めている。

 一方、自他共に認める今年上半期最高の歌手IVYにとって、下半期はさらに重要な時期。下半期にもう1曲ヒット曲を出せば、年末の歌謡授賞式で賞を総なめにする可能性が高いからだ。このため所属事務所側は、IVYの人気を持続させる「特別プロジェクト」を準備中であるといわれている。

イ・ジョンヒョク記者
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース