映画『妻の恋人に会う』、海外の映画祭で相次ぎ受賞


 映画『妻の恋人に会う』(キム・テシク監督)が海外で高い評価を得ている。

 5月、モナコ国際イメージングタレント映画祭で監督賞、撮影賞、男優主演賞を受賞したことに続き、先月、スロバキアで行われた第15回国際アートフィルムフェスティバルではトレンチン市長賞を受賞するなど、海外の映画祭で相次いで賞を受賞している。

 今月もベルギーのブリュッセルで行われた第32回黄金時代賞のコンペティション部門に進出しており、ここでも受賞が期待されている。また、5日にイスラエルで開催された第24回エルサレム国際映画祭ではニューディレクターズ部門の候補に挙がった。このほか、今月19日にニューヨークで開催される第30回アジア・アメリカ国際映画祭のコンペティション部門にも出品している。

 このほか、ベルリン国際映画祭と連携している第9回オシアンス・シネファン映画祭のコンペティション部門にも招かれており、キム・テシク監督の長編と短編映画がそれぞれ上映される予定だ。4月に公開された同作品は韓国ではヒットしなかったものの、海外でその価値が認められたことになる。

 パク・クァンジョン、チョ・ウンジ、チョン・ボソクらが主演した同作品は、テハン(パク・クァンジョン)が妻(チョ・ウンジ)の不倫相手(チョン・ボソク)の運転するタクシーに客のふりをして乗ったことにより発生するアクシデントを面白おかしく描いた作品で、3人の俳優の息のあった演技が光る作品だ。

 日本留学経験のあるキム・テシク監督の同作品は、映画振興委員会の支援を受けた。

パク・ジョングォン記者
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