映画『黒い家』、10月に250館で日本公開へ


 日本の同名ミリオンセラー小説を原作とする映画『黒い家』が日本の配給関係者の試写会で絶賛され、10月中に日本で公開されることになった。

 『黒い家』の制作会社CJエンターテインメントは先月、共同投資会社で日本の配給会社でもある角川ヘラルドに『黒い家』のスクリーニング・プリントを送り、同月末、幹部・関係者向けの試写会を行った。

 同作品を見た関係者らは「原作のイメージよりも強烈」「日本版『黒い家』(1999)よりもはるかに満足できる」「従来のJホラーファンを熱狂させる映画」と絶賛した。

 こうした熱い反応に、ある配給関係者は「すでに人気が証明されている日本のベストセラー作品の映画化なので、作品性は十分検証されている。10月中に約250館で公開されるだろう」と語った。

 日本で公開された韓国映画では、『僕の彼女を紹介します』が310館、『ブラザーフッド』が300館、『私の頭の中の消しゴム』が308館、『グエムル-漢江の怪物-』が250館で公開されている。

 また、日本側の関係者は『黒い家』主演のファン・ジョンミン、ユソン、カン・シニルの演技に満足し、公開が決まり次第、ファン・ジョンミンを日本に招きたいとの意向を示した。

 『黒い家』は韓国ホラー映画史上、過去最多スクリーンで公開された。同時期に公開中の米ハリウッドの超大作に対し健闘を見せ、興行成績で2位につけている。

イ・ヒジン記者
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