演技派俳優キム・サンギョンが朝鮮時代の名君主・世宗大王を演じることになった。
キム・サンギョンは来年1月からKBS第1テレビ大河ドラマ『大祚栄』の後番組として放映される『大王世宗』(ユン・ソンジュ脚本、キム・ソングン演出)で主演する。キム・サンギョンのテレビドラマ出演は2005年のMBCドラマ『弁護士たち』以来だが、KBSのドラマに出演するのは00年の『樹氷』から実に7年ぶりのことだ。
キム・サンギョンは所属事務所を通じ「偉大な業績を残し、後の世でも尊敬されている世宗大王という人物を演じるのは、俳優として光栄。世宗大王の名に恥じぬよう、最善を尽くす」とコメントし、強い意欲を見せた。
製作スタッフはキム・サンギョンの品行方正で知的なイメージと、カリスマ性のある演技力を高く評価しており、出演を積極的に勧めたという。
同ドラマは、世宗大王の13歳のころからハングル文字創製に至るまでの一代記を、大王の業績や人間的な苦悩を中心に描く全80話の大作だ。今年9月から撮影開始の予定だ。
一方、SBSでは今年8月20日から大河ドラマ『王と私』を、MBCでも9月から『李祘正祖』がスタートする予定で、08年は朝鮮時代の王を素材にした3大テレビ局の視聴率争いが激化しそうだ。