慰安婦映画にキム・ユンジンがノーギャラ出演


 女優のキム・ユンジンがナレーションを担当した、旧日本軍の「従軍慰安婦」の苦しみを描いたアメリカのドキュメンタリー映画がまもなく公開される予定だ。

 ドキュメンタリー映画『Behind Forgotten Eyes』は公式ホームページで予告篇を披露し、劇場公開の準備を進めている。この作品でキム・ユンジンはノーギャラでナレーターを務めている

 キム・ユンジンは昨年5月、アメリカ・ニューヨークでこのドキュメンタリーのナレーション収録を行い、出演料を受け取らなかったことで話題を集めた。

 韓国に留学した経験を持つアンソニー・ギルモア監督の初のドキュメンタリー映画『Behind Forgotten Eyes』は、旧日本軍の「従軍慰安婦」となった老人たちの苦しみを描いた作品だ。

 2005年から1年間、元「従軍慰安婦」たちが共同生活を送っている京畿道広州にあるナムヌの家などを訪問。老人たちをインタビューしたものを映画化した。また旧日本軍兵士だった老人にも会い、彼らの罪悪感などもインタビューを通じて伝えている。

 今回公開された予告篇にもこのような内容が凝縮して描かれている。

 『Behind Forgotten Eyes』は今年5月、第60回カンヌ国際映画祭でも紹介され、関心を集めた。

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