アン・ジェウクが5000人の日本人ファンを感動させた。
アン・ジェウクは22日午後6時、日本横浜パシフィコ国立大ホールで「2007アン・ジェウク JAPAN TOUR 2007 1st Traveling」ツアーをスタートした。
この日のコンサートが大成功だったことから、24日札幌、26日小倉、28日名古屋など、残りの地域で行われるコンサートも成功が期待される。
これまでアン・ジェウクは中国や東南アジアでの爆発的に比べ、日本での人気はいまひとつだった。しかし昨年3月に行われた東京NHKホールでの公演と、11月の大阪厚生年金ホール、東京武道館でのコンサートが成功したことに加え、今回のコンサートも成功する見通しであることから、日本でも韓流スターの1人として定着している。
30代以上の女性ファンで満席の会場に、マジックボックスに乗って華やかに登場したアン・ジェウクは、「僕の君へ」でオープニングを飾った。
続いては自身が出演したドラマ『星に願いを』のテーマ曲「君が行ってしまっても」と「独り言」「この世を手に入れたように」などを熱唱した。
特に、「プリーズ・ドント・ゴー・アウェイ」「そうじゃない」などをダンスバージョンにリミックスして歌ったときは、観客全員が総立ちになり、一緒に踊りながら舞台を楽しんだ。また、「言ってくれ」と歌ったときは、日本のファンの1人を舞台に上げるなど、アットホームな舞台を演出した。
日本でのコンサートだったことから、安全地帯の「フレンド」「碧い瞳のエリス」や、韓国の男性ユニット、カントリーココがリメイクし韓国でも有名なチェッカーズの「オーマイジュリア」を日本語で歌い拍手喝さいを受けた。
最後に「ともだち」を熱唱したアン・ジェウクは、ファンの熱いアンコールの要請に「いつも君の側に」と最高のヒット曲「フォーエバー」を歌い、2時間30分のコンサートを終えた。
この日アン・ジェウクは、第1部では静かなバラードを中心に歌い、第2部ではロックやダンスに挑戦してファンを喜ばせた。また、既存のヒット曲を編曲して歌い、新鮮な感動を与えた。
今回のコンサートに先立ち行われたインタビューでアン・ジェウクは、「いつもコンサートのたびに(肉体的に)大変ではあるけれど、僕よりも年上の“お姉さま”たちが一生懸命応援してくれるので力がわいてくる」とファンに感謝の言葉を捧げた。