韓国の視聴者が「続編」を期待しているドラマは?


  視聴者はどのドラマの続編を期待しているだろうか?

  最近、ネットユーザーの間では「続編が待たれるドラマ」の話題が最も人気を集めている。

  ネットユーザーは登場人物が死んで続編が制作できないようなドラマまで取り上げ、面白かったドラマを列挙している。

 ネットユーザーが挙げた続編が待たれるドラマの中では、『私の名前はキム・サムスン』『ソウルメイト』『白い巨塔』『外科医ポン・ダルヒ』の支持度が非常に高かった。

 このうち、最も支持度が高かったのはキム・ソナ、ヒョンビン主演の『私の名前はキム・サムスン』。続編が制作されるとして話題を集めたこともあったが、制作会社のチョロクペムは「続編の計画はまったくない」と断言している。

 また、放送中の視聴率は低調だったものの、一部ファンの強い支持を集めた『ソウルメイト』は、最近、ノ・ドチョルプロデューサーがチョソン・ドットコムとのインタビューで「『ソウルメイト』の続編の計画はない」としている。

 最近人気を集めた医療ドラマ『白い巨塔』と『外科医ポン・ダルヒ』の支持度も高かったが、これは最終回を迎えてからまだ日が浅いためだという分析だ。これらの作品は現在、続編の制作についてまったく未知数の状態だ。

 このほか、『チェオクの剣』『マイガール』『最高のカップル』『パリの恋人』『フルハウス』『バリでの出来事』『恋愛時代』『ごめん、愛してる』の支持度も高かった。

 これに対しネットユーザーは「『チェオクの剣』『バリでの出来事』『ごめん、愛してる』『白い巨塔』の主人公は死んでいるので続編など制作のしようがない」という冷めた書き込みも多い。

  最近、韓国でも熱烈なファンが増えている米国ドラマの場合は、同じ主人公が出演する続編がどんどん制作されているが、韓国ではシチュエーションコメディー以外のドラマで続編が作られることは少ない。

  これは本編が人気があったからといって続編も必ずヒットするとは限らないため。最近、ドラマ 『新入社員』の続編として制作された『無敵の落下傘要員』や、『宮』の続編『宮S』の結果は悲惨なものだった。人気のあった本編とは裏腹な結果に終わっている。

 一方、韓国初の「シーズン制ドラマ」を目指す『エージェント0』(キム・ヒジェ、ファン・ジョユン脚本、イエローフィルム制作)は昨年8月、シーズン別に24話、計120話の制作計画を明らかにしている。シーズン1にはソン・イェジン、ソル・ギョング、チャ・インピョなど豪華出演陣のキャスティングを明らかにしているが、現在まで制作は無期限延期されている状態だ。

イ・ヒジン記者
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