結婚1年半で離婚した歌手で女優のチェ・ジョンアンは、来月14日にスタートするMBC週末特別企画ドラマ『コーヒープリンス1号店』に出演する。テレビドラマは2005年の『海神-チャン・ボゴ』以来2年ぶりだ。
当初「チェ・ジョンアン結婚後の初ドラマ」と伝えられていた『コーヒープリンス1号店』だが、これで「離婚後の初ドラマ」になることになった。
本人はもちろん家族も慎重になっていたためか、先月初めに撮影が始まるまで、演出を手掛けるイ・ユンジョン氏さえもチェ・ジョンアンの離婚を知らなかった。
だが、チェ・ジョンアンは繊細な感覚を持つ女性プロデューサーとして知られるイ氏に離婚の事実を打ち明け、イ氏も何度もチェ・ジョンアンと話し合い、励ましたという。
イ氏は「チェ・ジョンアンさんから離婚について聞いていた。話はあったが、これとは関係なくチェ・ジョンアンさんは現在、ドラマの撮影に全力を尽くしおり、すばらしい演技をテレビの前の皆さんにお見せできると思う」と語った。
このドラマでチェ・ジョンアンが演じるのは、才色兼備の画家ハン・ユジュ。イ氏は「一言で言えばカッコいい女性。ニューヨークで活躍してきたクールな独身女性だ。今までクールな女性と言えば、職業的には成功していても、わがままで意地悪なキャラクターが多かったが、彼女はまったく違う」と説明している。
さらにイ氏は「例えば米の人気ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティー』のヒロイン、キャリーのイメージ。チェ・ジョンアンさんの演技面でもターニング・ポイントになるのでは。チェ・ジョンアンさんの魅力を生かしたドラマになると思う」と期待を寄せた。