Rainが、自身を茶化して話題になった米国のコメディアン、スティーブン・コルベアのトーク番組への出演を約束していたことが分かった。
Rainの関係者によると、Rainがワールドツアーで近々ニューヨーク公演を行うと知ったスティーブン・コルベアサイドが、Rainに出演を要請してきた。Rain側は、これを喜んで受け入れた。スティーブン・コルベアが司会を務めるトーク番組「Colbert Report」に出演し、歌を2曲披露、トークもたっぷりと行うことで合意、出演を決めたという。
コルベアは、米誌『TIME』が選ぶ「世界で最も影響力ある100人(TIME100)」のオンライン投票で、Rainに続いて2位となった。これを受けて先月、「Colbert Report」で『太陽を避ける方法』のミュージックビデオをパロディ化して放送、話題を集めた。しかし、韓国の一部マスコミが、「Rainをバカにしている」と指摘。コルベアは「韓国の一部の報道機関とネットユーザーに誤解され、心に大きな傷を負った」とコメントした。
一方、Rainは、コルベアがミュージックビデオをパロディー化したことに対し、「とても面白かった。ありがたいことだ」と述べ、自分を全米で放送される番組で紹介したことに対し、感謝の気持ちを表していた。
しかし、大きな注目を浴びると予想されるRainとスティーブン・コルベアの対面は、Rainのアメリカツアーが延期されたことにより、残念ながら水に流れた。
「Rain」という名前について、アメリカ現地のあるレコード会社から使用禁止の要請があったためツアーが延期となり、「コルベアのショーへの出演は意味がない」という両者の考えで、ひとまず出演を取り消した。ニューヨーク公演が決まり次第、出演することになる。
Rain側は「Rainもコルベアの番組に出演するのをとても楽しみにしていたので、残念だ」とコメントしている。