Rain、ハリウッド進出間近…アクションシーンはスタントなしで


 ハリウッド進出を目前にしている歌手で俳優のRainが派手なアクションシーンに挑戦する。

 Rainは映画『マトリックス』シリーズで有名な米国のウォシャウスキー兄弟の新作『Speed Racer』の撮影に来月から合流し、スタントマンなしで危険なレースシーンに挑戦することにした。

 Rainがこの映画で演じるのは並外れた実力を持つ東洋人の新鋭レーサーで、家業を守るために孤軍奮闘する「テジョ」。

 当初、ウォシャウスキー兄弟からオファーを受けたときは出演シーンがそれほど多くはなかったが、先月末にドイツ・ベルリンで行われた制作報告会に参加した後、出演シーンが大幅に増えたという。

 Rainの関係者は「大体40分程度出演する見込みで、登場人物の中でも5本の指に入る大切な役。ハイライトシーンにも登場し、インパクトのあるキャラを演じる」とした。

 レーサーの役であるためアクションシーンは欠かせない。Rainは時速300キロ以上で走るマシーンでスタントマンを使わずに体当たりの演技をする予定だ。

 危険が大きいだけに保険金も巨額になる見込みだ。Rainの関係者は「契約書には撮影中に事故があった場合受け取ることになる保険金が書かれている。まだ公開する段階ではないが、Rainが代役なしで出演することになっているため、金額はかなり高額」と耳打ちした。

 Rainは来月初めにベルリンに到着した後、専門の演技の指導者が付くことになっている。アクションシーンの教育から、Rainが撮影現場に早く慣れるよう、マンツーマンで指導を受ける予定だ。現在、Rainは台本の暗記と共に、英語の発音の練習に時間をかけているとされている。

イ・ジョンヒョク記者
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