クォン・サンウが暴力団西方組の元ボス、キム・テチョン容疑者による脅迫事件に関連し出廷、「“血の海”と言ったのか“疲れる”と言ったのか、よく覚えていない」と陳述した。
クォン・サンウは15日午後5時20分、慶尚南道晋州市の昌原地方裁判所晋州支部1号法廷で行われたキム・テチュン容疑者の審理に証人として出廷した。
帽子を深くかぶって現れたクォン・サンウは「キムさんが僕に会うため脅迫したのなら家に来たはず。来なかったところをみると、脅迫ではないようだ」と語った。
この日車椅子で出頭したキム・テチョン容疑者は「クォン・サンウさんとの誤解はすべて解けた。もう終わったことだ」と話した。
キム・テチョン容疑者は2001年、刑務所に服役中、刑務官に金品を渡した疑いで昨年11月拘束起訴され、検察の捜査過程でクォン・サンウに脅迫電話をかけていたことが分かり、追加で起訴された。
しかし、昨年末に糖尿と低血圧、狭心症などで正常な収監生活が不可能となったキム・テチュン容疑者は、居住地を病院に制限するという条件で拘束執行停止の決定を受けた。