チュ・ジフンとユン・ウネ主演のMBCドラマ『宮Love in Palace』が、日本で高い人気を維持し、日本における韓流ドラマの「後継者」となっている。
『宮』は、昨年7月に衛星放送スカイパーフェクTV!で初めて日本に紹介された後、年末にはテレビ東京で放送され地上波に進出した。その後は地方局でもオンエアされ、ファンが増えている。
日本でDVDが発売されてから数カ月経っているにもかかわらず、再放送のリクエストが後を絶たないなど、冷めやらぬ人気振りを見せている。
ある日本の消息筋は、「DVD発売後も高い人気を維持しているのは異例のこと。他局でも既に編成が済んでおり、今放送のオファーを出しても1年は待たなければならない」という。
また別の韓流関係者は、「ファンの間でも『宮』に対する関心は高い。究極の純愛を描いた韓流ドラマに飽きたファンたちから、新たな共感を得ている」と語った。
同関係者はまた、「天皇制がある日本の人たちに、韓国の皇室を描いた仮想のドラマが一味違った物語として心に訴えかけているのだろう」と、『宮』の人気の秘密を分析した。
パク・ソヒの同名漫画(日本では『らぶきょん』)を原作とした『宮』は、平凡な家庭に育った女子高生が皇太子と結婚することから繰り広げられる出来事を描いたフュージョンドラマ。はじけたセリフと美しい映像で人気を集め、日本をはじめ中国、台湾、香港、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、インドネシア、シンガポールなどアジア各国に輸出されている。