『2度目の恋』のキム・ジナ監督、ハリウッド進出へ


 ハ・ジョンウ主演映画『2度目の恋』を手掛けたキム・ジナ監督がハリウッド進出への足がかりをつかんだ。

 キム・ジナ監督は先日、米国の有力エージェンシー「CAA」と契約を交わした。

 CAAはニコール・キッドマン、トム・クルーズといったハリウッドのトップスターや、サム・ライミ、マイケル・マンなどの人気監督を抱える世界屈指のエージェンシーだ。

 韓国では俳優イ・ビョンホンやカン・ジェギュ、ポン・ジュノ監督やキム・ジウン監督も契約している。


 キム・ジナ監督はすでにCAAを通じ、アンジェリーナ・ジョリーらをキャストに想定した台本を受け取り、ハリウッド初監督作のオファーを受けたが、巨匠クリント・イーストウッドが意欲的にアピールしたため、これを譲ったという。

 キム・ジナ監督は『2度目の恋』で米サンダンス映画祭に招待され、好評を博した。今回CAAと契約することになったのも、こうした実績が実を結んだものだ。

 キム監督の『2度目の恋』は、恋人のために金が必要になった韓国人男性(ハ・ジョンウ)と、夫のために子供を望んでいる白人女性(ヴェラ・ファミーガ)の愛を描くラブストーリー。今月21日から公開される。

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