歌手バン・シリ、脳卒中で意識不明の重体に

 歌手のバン・シリ(44)が脳卒中で倒れた。

 バン・シリは7日午前1時ごろ、入院していたソウル市冠岳区新林洞の病院で突然倒れ、京畿道城南市盆唐にあるソウル大病院へ移送された。現在意識不明の状態で、人工呼吸器を付け集中治療室に入院している。

 バン・シリが倒れた理由は、脳血管に異常が起きたため。脳の延髄にある命令系統が損傷され、腕と足に麻痺が生じ、同時に言語障害と意識不明の状態になったという。

 バン・シリは1993年、ソウルシスターズとしてデビュー。『ソウルタンゴ』『一番列車』などのヒット曲を残した。昨年9月、新曲『ケンチャナヨ』を発表し、活発な活動をスタートしていた。また、人気グループ・スーパージュニアTのシングルに参加し『一番列車』をレコーディングしたのをはじめ、ラジオにもレギュラー出演。「20年ぶりに第二の全盛期を迎えた」と喜んでいる様子が伝えられていただけに、周囲を切なくさせている。

 また、子役俳優出身の歌手ファン・チフンも今月1日に脳出血で倒れ、ソウル・木洞にある梨花女子大学病院の集中治療室に入院していることが分かった。

イ・ジョンヒョク記者
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース