キム・ギドク監督『息』、カンヌで30カ国に販売


 カンヌ国際映画祭のマーケットで、キム・ギドク監督の映画『息』がアメリカとイギリス、チェコなど、30カ国以上と販売契約を結んでいたことが分かった。

 シネマクリック・アジアによると、『息』はポーランド、シンガポール、スイスなどにも販売され、先行販売されたアルゼンチン、ベネルクス(ベルギー、オランダ、ルクセンブルク)、ロシア、フランス、ギリシャ、イスラエル、イタリア、メキシコ、スペイン、トルコ、ブラジルなどを合わせると計30カ国以上に販売されたという。

 また、ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ウソンら超豪華キャストで話題になっているキム・ジウン監督の『良い奴、悪い奴、変な奴』は、今年4月に撮影した部分のみを約13分間上映、フランスとイギリスに約10億ウォンで先行販売された。これは英仏における韓国映画買い付け額としては最高価格だ。その他、アメリカ、イタリア、日本などではメジャーな配給会社が熱い反応を見せており、下半期中に販売契約が成立するものとみられる。

 下半期に公開が予定されている『バカ』(主演:ハ・ジウォン、チャ・テヒョン)も先行販売された。

 また、ポン・ジュノ監督の『グエムル―漢河の怪物―』がアフリカに販売され、アフリカの劇場で上映される最初の韓国映画となる予定だ。

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