ソン・ヘギョ主演映画『黄真伊』が日本に輸出されることになった。
『黄真伊』の関係者は「同作品が5日、日本の配給会社と版権の契約を結んだ。早ければ今年中に日本で公開される見込み」と伝えた。
同作品は今年初め、ベルリン国際映画祭のフィルムマーケットでタイやシンガポールなど東南アジア地域へ先行販売されたが、韓国映画の最も大きい海外市場である日本への販売は難しいものと予想されていた。昨年、日本で公開された韓国映画の成績が低調だった上に、最近日本の映画市場が日本映画中心に改編されていることから、今年、日本に販売された韓国映画は『美女はつらいの』ぐらいしかなかったからだ。
加えて、日本側は先月開催されたフィルムマーケットで『黄真伊』の一部しか見ていなかったため、購入に二の足を踏んでいたとされている。
このような悪材料にもかかわらず日本への輸出が決定したのは、この作品のヒロインがソン・ヘギョである点が大きいものとみられる。
関係者は「4日に開催された韓流試写会で上映された際、思った以上に日本の観客に好評で、日本の関係者も驚いていた様子だった。ソン・ヘギョがドラマ『フルハウス』や『オールイン 運命の愛』などに出演したこともあって日本での認知度が高いことも理由のひとつ」と説明した。