除隊したチソン「2年間の兵役に悔いなし」


 人気俳優チソン(本名:クァク・テグン)=30=が2年間の兵役を終え除隊した。

 チソンは2005年6月7日に論山陸軍訓練所に入隊してから満2年経った6日午前8時40分ごろ、除隊のマークがついた戦闘帽と戦闘服を身にまとい、ソウル市竜山区梨泰院の国防部正門から出てきた。

 報道陣や日本人ファンら約100人の前で敬礼したチソンは「2年間という時間を長く感じたこともありましたが、過ぎてみれば早かったような気がします。2年間悔いなく過ごしました。これからは俳優として一生懸命頑張ります」と除隊の感想を語った。

 またチソンは、「ユン・ゲサン、ホン・ギョンイン、パク・クァンヒョンら、共に兵役についた芸能人たちに対し戦友意識を感じます。芸能兵の戦友たちと共演したいです」と抱負を口にした。ファンに伝えたいことを尋ねられると、チソンは「決して短いとは言えない期間、待っていてくださり、とても感謝しています。その分、一生懸命頑張ります。兵役で得たものを演技にも生かしたいです」と答えた。

 そして所属事務所が用意したバンに乗り、ソウル市瑞草区良才洞の自宅に向かった。

 99年にデビュー、ドラマ『愛情の条件』『王の女』『ラストダンスは私と一緒に』などに出演し、徴兵で入隊したチソン。徴兵検査では公益勤務判定を受けたが、現役兵として入隊するため再検査を申請し、みごと現役兵判定を受け話題になった。入隊後、パク・クァンヒョン、ホン・ギョンイン、ムン・ヒジュンらと共に国防部傘下の国防広報院で国軍兵務広報大使を務めた。チソンは6月中旬からソン・スンホン、クォン・サンウ、パク・ハンビョルらが出演する映画『宿命』の撮影に入り、今年12月にスクリーンで正式にファンの前に姿を現すことになる。

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