ヒット映画『美女はつらいの』のヒロインを演じたキム・アジュンが、今度は日本市場に進出することになった。
世界的な映画専門誌スクリーン・デイリーは18日、第60回カンヌ国際映画祭を伝える号で「韓国映画『美女はつらいの』がカンヌ・フィルム・マーケットで日本のアミューズメント社と版権販売契約を結んだ」と報じた。
これで『美女はつらいの』と主演のキム・アジュンは先日の香港市場進出成功に続き、日本の観客を魅了するチャンスをつかんだ。
17日に香港で公開が始まった同作品は、同日公開映画で観客動員数1位を記録、勢いに乗っている。
また同誌は「これは昨年の海外輸出が約68%急減し、特に日本市場で低迷している韓国映画界にとって朗報だ」としている。
そしてアミューズ関係者の話として「『美女はつらいの』は魅力的な映画だ。新鮮で従来とは違う韓国映画として日本に紹介されるだろう」と報じている。
先月シンガポールでも公開され、『グエムル-漢江の怪物-』を抜き、同国で公開された韓国映画の興行最高記録を更新した『美女はつらいの』は、今回タイ・ベトナム・マレーシアとも版権契約が交わされた。