ドラマ『銭の戦争』、パク・シニャン好演で大ヒットの予感


 トップスターのパク・シニャン3年ぶりのテレビドラマ復帰となったSBS『銭(ゼニ)の戦争』が放送初日に水木ドラマの中で1位を占め、期待を裏切らない結果を出した。

 パク・イングォン氏の同名漫画が原作の『銭の戦争』は、韓国ドラマでは初めてヤミ金業者を正面から扱ったという点で話題を集めている。特に2005年、SBS『パリの恋人』をヒットさせたパク・シニャンが主人公クム・ナラを演じ、ファンたちを興奮させた。

16日の第1話放送後、ドラマのホームぺージ掲示板には視聴者から「大ヒットの予感」という熱狂的な反応が溢れた。

 ある視聴者は「『銭の戦争』第1話ではクム・ナラが没落する過程、お金に執着せざるを得なかった過程が描かれていたが、パク・シニャンの完璧な演技と現実的なストーリーが自然で、つい見入ってしまった」と感想を記した。

 別の視聴者も「ほとんどのドラマが芸能人を前面に押し出し、なかなか共感しにくいストーリーで一貫しており、現実味に欠けるため、米国のドラマなどをダウンロードして見ていた。しかし、久しぶりにスピード感があり、節制されていながらもメッセージ性が強く、その上しっかりした主・助演陣が調和をなしたドラマに出会えた」と称賛した。

 また、不景気のせいか「実家の事業がだめになり涙を流すパク・シニャンの演技に共感した」との意見も多かった。

 『銭の戦争』は、ソウル大経済学科を卒業後、証券会社に勤めていたクム・ナラが、父が背負った借金のためどん底に落ち、ヤミ金業者として生きていく物語を描いている。

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