全国ネット3社、新ドラマのヒットは「男優」がカギ?


 4本の新ドラマが5月第3週にスタートするが、どのドラマが最終的に勝者となるのか、関心が注がれている。

 特に、主演男優たちに対する関心が高まっている。MBC『メリー&デグ攻防戦』を除くドラマの主演は、久しぶりにテレビに復帰するトップ男優ばかりだからだ。

 パク・シニャンはSBSの『銭(ゼニ)の戦争』、チャ・テヒョンはKBS第2テレビ『花いちもんめ』で3年ぶりのテレビ復帰を果たす。MBC『エア・シティ』のイ・ジョンジェはなんと約9年ぶりのテレビドラマ登場だ。

 では、彼らが出演した以前のドラマの視聴率はどうだっただろうか。

 視聴率調査会社AGBニールセン・メディアリサーチによると、放映から12年経っても歴代視聴率トップ10に入っているイ・ジョンジェの出世作、SBS『砂時計』は視聴率46.1%。その後イ・ジョンジェが出演した同局の『かたつむり』と『白夜3.98』はそれぞれ16.1%と21.2%をマークしている。

 パク・シニャンは、SBS『私のハートを奪って』と『パリの恋人』の2本に出演、それぞれ 18.1%と 41.4%の視聴率を記録した。

 これまでさまざまな作品に出演してきたチャ・テヒョンの出演ドラマのうち、視聴率30%を越えたのは6本。その代表はMBC『ひまわり』とSBS『ハッピー・トゥギャザー』だ。

 MBC『メリー&デグ攻防戦』のチ・ヒョヌも手ごわい。だが視聴率の点ではリードしている男優3人に比べ、やはり見劣りする。代表作『オーバー・ザ・レインボー』は視聴率8.0%だった。

 「トップ」と形容される男優3人が、新ドラマの視聴率争いにどんな影響を与えるか楽しみだ。

チェ・セナ記者
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