チャン・ヒョクはMBCドラマ『ありがとうございます』で俳優としてまた一歩成熟した。
そのせいだろうか。10日に最終回を迎えた後、この作品に対しチャン・ヒョクは「僕の人生において1番ありがたい作品として記憶に残るだろう」と話した。
チャン・ヒョクは軍入隊前、反抗的なイメージで人気を集めたものの、兵役逃れの疑いが明るみになったことにより、イメージが大幅にダウンした。そして軍隊を除隊した後、不安を抱いたまま復帰作として同ドラマに出演した。
ドラマの中でカリスマに溢れながらも人間味漂う「ギソ」は、個人的な試練を通じて一歩成熟する役であることから、当時のチャン・ヒョクにはぴったりの役だったといえる。
視聴者はチャン・ヒョクの成熟した姿をドラマを通じて目の当たりにすることになった。ある視聴者は「ギソの悲しそうな目が、演技ではなく、まるでチャン・ヒョク自身の姿のようで、ドラマの中で1番記憶に残った」とした。
チャン・ヒョクは「このドラマで多くのことを学んだ。こんなにたくさん応援してくれて身の置き所がないほど。除隊後、最初の作品だったのでプレッシャーも大きかったが、皆さんが応援してくれたお陰で楽しく撮影を終えることができた」とファンに対する感謝の言葉を伝えた。
一方、チャン・ヒョク側は「ドラマや映画からのオファーが相次いでいる。現在4~5つの作品から次期作を選んでいる」と伝えた。