次世代ナンバー1韓流スターとの呼び声が高いヒョンビンが9日、ドラマ「雪の女王」の日本地上波放映を記念するイベントに参加するため、2度目の公式訪日を果たした。
ヒョンビンの訪日は10日よりテレビ東京で放送されるドラマ「雪の女王」放送前夜祭イベント出席のため。イベントに先立ち、同イベントが開催される東京国際フォーラムにて主演のヒョンビンのほか、イ・ヒョンミン監督、共同脚本のキム・ウニ氏とユン・ウンギョン氏が出席して記者会見が行われた。
ヒョンビンは髪を後ろで結わいた長めの髪で登場。「空港にファンが大勢来て出迎えてくれたのにきちんとごあいさつできなくて申し訳なかった」とファンへの気遣いを見せ「雪の女王に大きな関心を寄せてくださって感謝します」とあいさつした。
ヒョンビンはドラマのエピソードとして「ボクサーの役のため、その前の映画のころより8キロほど痩せた。そのため鶏肉ばかり食べ、つらかった」と告白した。
好きな思い出のシーンは、との問いに「友人と酒を飲むシーン。その場面は本当に酒を飲んで演じたかったため、その日の最後に撮影してもらった」とした。
そしてドラマの見どころはという質問には「ひとつのドラマの中で漫画と童話と映画が一度に楽しめるような作品であるところ」と答えた。さらに、役を引きずるタイプといわれるヒョンビンだが、いまだに役が体に残っているとも語った。
ヒョンビンについて監督は「ヒョンビンは頼むことはなんでもやってくれる。心で語り合える」とヒョンビンを冗談まじりに賛辞。ヒョンビンは笑いながら受けていた。逆に監督については「監督は準備をきちんとされる方で、自分たち俳優はとてもやりやすかった」とした。
なおこの日、ヒョンビンの姿をひと目見ようと羽田空港に集まったファンは600人。「雪の女王」放送前夜祭イベントは5000席が発売早々に売り切れるなど、その人気ぶりを改めて立証した。
「雪の女王」全16話は10日よりテレビ東京で毎週木曜昼12時30分より放映される。
東京=野崎友子通信員