ハン・イェスル、『用意周到Missシン』で映画デビューへ


 トップ女優ハン・イェスルのスクリーンデビュー作がついに決まった。

 今、最も旬なスターとしてスポットライトを浴びているハン・イェスルは、映画 『用意周到Missシン』(パク・ヨンジプ監督、サイダスFNH制作)を映画デビュー作に選んだ。現在、契約書へのサインを残すのみとのことだ。

 昨年末、人気ドラマ『最高のカップル』で一躍スターになったハン・イェスルは、従来の女優にはない新鮮さを武器にファンを映画館街に引き寄せる切り札と言われ、映画界からラブコールが殺到していた。

 ハン・イェスルのハートをキャッチした『用意周到Missシン』は、アクション映画『ARAHAN アラハン』の助監督を務めたパク・ヨンジプ監督がメガホンを取るロマンチックコメディー。

 自分のことを「用意周到ですきがない」と思っているヒロインが、まったく違うタイプの男性3人に出会い経験する出来事を描く。

 2005年の映画進行委員会シナリオ公募で入選した『用意周到Missシン』は、そのしっかりしたストーリー構成が企画段階から注目を集めていた。まるでショッピングでもするかのように男性とのデートを楽しむ一部女性の恋愛観を皮肉る内容になっている。

 ヒロインの「シン・ミジュ」を演じるハン・イェスルも、予備校生・年下・ジェントルマンタイプの男という極端に違う立場の男性と出会うことで、超パワフルなキャラクターを発揮する。

 ハン・イェスルの相手役はまだ決まっていない。クランクインは8月に予定されている。

 制作会社の関係者は「『最高のカップル』のヒロイン、“ナ・サンシル(アンナ・チョ)”を超える七変化の演技にご期待ください。相手役に合わせ180度違った魅力を発揮するハン・イェスルのイメチェンぶりは、この作品を輝かせてくれるでしょう」と話している。

チョン・サンヒ記者
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