Rainの東京ドーム公演、チケット収入だけで約5億円


 韓国の歌手で始めて東京ドームでコンサートを行うRainが、そのパワーを見せつけている。

 4月18日、日本で東京ドーム公演開催を発表した翌日から始まったチケット先行予約を通じ、すでに全チケットの約半分、1万8000枚が販売されたことが分かった。この中には、日本のRainファンクラブのメンバーをはじめ、中国、タイ、香港などアジアのファンたちも多数含まれているという。

 この勢いだと、13日にチケット一般販売が始まれば東京ドーム満員御礼も期待できそうだ。Rainの東京ドーム公演のチケットは全席1万2000円で、購入時に観覧エリアを決定し、後で抽選により座席を配分するという独特の方式を取っている。

 有料観客数は計4万人。先週末、デビュー8年目にして東京ドームでコンサートを行った日本の人気アイドルグループ、嵐が5万5000席だったのと比べて観客数が少ないのは、Rainの独特な舞台のためだ。Rainのワールドツアーを進めているスターエム関係者は「東京ドームの舞台は、規模の面では基本的にワールドツアーの舞台と同じだ。ただし、公演中に使用される特殊効果のため、多くのデッド・スペースが生まれたというわけだ」と説明した。

 コンサートが近づくにつれ、東京ドーム公演に関する疑問点も次第に明らかになってきた。

 日本の歌手たちもなかなか立つのが難しい東京ドームを選んだのは、十分利益になると推測されたからだ。東京ドームを一日借りるのに7000万円かかるが、座席を全席埋めればチケット販売で4億8000万円の収入となる見通しだ。

 さらに現地で販売される各種記念品やCD、DVDまで入れると、多大な収益が予想される。また、この日のコンサートには日本の有名芸能人たちが大勢やって来るという。

 スターエム関係者は「招待する芸能人のリストはまだ作成しておらず、公開することはできないが、日本の各放送局を通じ、Rainのコンサートを見たがっている芸能人がとても多いと聞いている」と語った。

イ・ジョンヒョク記者
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