ビョン様&木村拓哉ファン200人が見せた機動力と情報力

 韓日の2大トップスターを応援するため、「タクシー軍団」が奔走した。

 27日に釜山で映画『HERO』のロケを行ったイ・ビョンホンと木村拓哉を一目見ようと、韓日のファンはタクシーを借り切り移動し、見事な機動力と情報力を見せた。

 26日に釜山パラダイスホテルで記者会見が行われた時、ホテル前で長蛇の列を作った両国のファン約200人は、27日のロケにも駆けつけた。制作会社関係者はスケジュールを一切公開していないにもかかわらず、ファンはロケ現場に姿を現し、すばらしい情報力を持っていることを改めて示した。

 特に「ビョン様」に会うため韓国にやって来た日本人ファンは、4人1組で27日午前5時半からタクシーを「チャーター」し、追っかけをしていた。釜山・五六島でのロケでは近くの工事現場のプレハブ屋上に上がり、望遠鏡で見物するなどした。

 記者会見が開かれたパラダイスホテルは、週末の客室予約状況が満室となっており、「ビョン様特需」に沸いているという。

 木村拓哉は2001年にフジテレビで放映され、全話視聴率30%以上、瞬間視聴率では40%を超えた大ヒットドラマ『HERO』映画版撮影のため、5年ぶりに釜山を訪れた。同映画で木村拓哉は、破天荒だが正義感あふれる検事「久利生公平」を演じ、イ・ビョンホンは韓国人検事「カン・ミンウ」役で友情出演する。

チョン・サンヒ記者
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