召集解除間近のソ・ジソブ「ここを去るのが名残惜しい」


 ソ・ジソブが27日の公益勤務召集解除を前に、これまで勤務してきたソウル市麻浦区の広報紙との個別インタビューを行った。麻浦区で生活保護の対象にならない世帯の児童と青少年を定期的に後援するために行っている「夢の木を育てよう」事業に1000万ウォン(約128万円)を寄付したソ・ジソブは、インタビューで「わずかながら、これから韓国を背負う若者たちの力になりたいと思った」と語った。

 ソ・ジソブの召集解除に合わせ麻浦区庁に2000人余りが押し寄せることが予想されているが、服務期間中もファンらの足が途絶えることはなかった。麻浦区庁側は「ソ・ジソブに会いにファンたちが訪れ、区庁が観光名所となった。特に日本のファンは、ソ・ジソブからサインがもらえないのはもちろん、一度も視線が合わなくても遠くから後ろ姿を見つめるだけで幸せに感じていたようだ」と語った。

 以下はスターニュースが入手したソ・ジソブのインタビュー全文。

‐「夢の木を育てよう」事業に賛同することになったきっかけは?

▲ぜひ参加したい意義深い事業だと思った。特に、これから韓国を背負う若者たちの力になればと思っている。

‐麻浦地域の夢の木たちに言いたいことがあれば。

▲夢を成し遂げるためには努力と苦痛が伴う。しかし、夢が実現したときの幸福感を得るためにあきらめることなくがんばってほしい。

‐公益勤務をしながら個人的に感じたことは?

▲これまで仕事のためにできなかった多くのことを経験し、充実した時間を過ごすことができた。今後、俳優としてさらに成熟した姿をお見せできると思う。この時間をとても大切に感じている。

‐共に勤務してきた同僚たちに言いたいことがあれば。

▲最初はいろいろ気を遣っていたが、皆がよく理解し助けてくれたおかげで無事に勤務を終えることができた。すべての方々に感謝している。ここを去ると思うと、とても名残惜しい。

‐今後の計画は?

▲今年下半期にドラマ『カインとアベル』で復帰する。今から緊張するし、震えている。ファンの皆さんに約束したように、よい作品とよい演技を通じ、成長した姿をお見せできるよう最善を尽くすつもりだ。

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