女優ハン・ヒョジュ(20)が連続ドラマの演技にどっぷりはまっている。ドラマ『空くらい地くらい』(KBS)でジス役を熱演しているハン・ヒョジュは、「連続ドラマに出演するとたくさんのことを学ぶという先輩の言葉を実感している」と満足感を表した。同ドラマは現在、視聴率が30%を超え、中壮年層の絶大な支持を得ている。
最初は撮影になかなか慣れることができなかったが、放送開始から5カ月が過ぎた現在、演技のトレーニングには連続ドラマが最高だと断言しているほど。ハン・ヒョジェは「先輩たちの演技を見ることだけでもとても勉強になる。毎日演技することで演技が確実に上達するようだ」と満足気に笑った。
昨年、ミニシリーズ『春のワルツ』のヒロインに抜擢され、「シンデレラ」という修飾語で紹介されてきたハン・ヒョジュ。しかしユン・ソクホプロデューサーの同ドラマは、結局期待以下の結果に終わった。その後、演技に対する悩みを抱えながら、低予算映画『とても特別な客』に出演した。そんなときにオファーを受けたのが『空くらい地くらい』だった。最初、ドラマの内容が平凡だったため、出演を迷ったという。しかし「連続ドラマをやると演技が上達する」と先輩に勧められ、出演を決心した。ハ・ヒョジュは「インターネットで検索するたび、『不倫なしで最高の視聴率を記録しているドラマ』という評価を読むと、1番嬉しい」とするなど、ドラマのPRに余念がなかった。
心の余裕もでき、規則的なドラマの撮影スケジュールにも慣れてくると、さらに嬉しい知らせが舞い込んできた。韓国ではヒットしなかったドラマ『春のワルツ』が、今月初めから日本NHKで放送され、日本のマスコミからのインタビューが殺到し始めたのだ。現在も新聞や雑誌、ケーブルテレビなどからの取材が相次いでいるが、スケジュールのためにすべてに答えることができない状態だという。
日本ではチェ・ジウに続く清純可憐タイプの女優として、ハン・ヒョジュに対し強い関心を示している。今年の秋には「ハン・ヒョジュ、日本列島を揺るがす」といった記事が日本で掲載されているかもしれない。