ソ・ドヨン、「韓国文化観光交流の夕べ」でファンミ開催


 18日、東京・渋谷のC.C Lemonホールで韓国観光公社主催の「韓国文化観光交流の夕べ」が開催された。メインイベントとして、現在NHK地上波で放映中の『春のワルツ』主演のソ・ドヨンのトークショーが行われた。

 会場を埋め尽くした2000人のファンが一斉にその名を呼ぶと、柔らかい笑顔につぶらな瞳ではにかみがちに登場したソ・ドヨン。『春のワルツ』の主演を務めた感想を問われ、「話を最初に聞いたときはただ驚いた。うれしかったが、初主演作なので一生懸命やらなければという気持ちでいっぱいだった」とした。


 「ただ、ユン・ソクホ監督からオファーがあってから2か月ぐらい期間があってその間監督といろいろ話をさせてもらい落ち着いた。監督との話は、演技のことというより人生観を学ぶことが多く、勉強になった」と語った。

 「演技については、自然な姿を見せて欲しい、と言われていた。そして、ドラマの中盤ほどになって演技に目覚めた。また、ダニエル・へニーなどキャリアの浅い俳優たちとの共演だったが、それがかえってお互いに助け合えた」と撮影を振り返った。

 四季シリーズといえば初恋だが自身の初恋は、との問いには、大学の時の友達でそれはよい思い出、と明かした。さらに、ピアノを弾く役だったが実はピアノは弾けないので、テープを横に、弾いているフリをしていたとも告白した。


 しかしその言葉の後、チェハを皆さんが愛してくれているのでその姿を見せたい、との思いから練習したというピアノ演奏を披露。ファンへのプレゼントとして、ドラマで印象的に使われている「クレメンタイン」を弾いた。

 18日に続き、ソ・ドヨンは20日・大阪、23日・福岡で開催される「韓国文化観光交流の夕べ」にも参加、トークショーを行う。さらに28日には再び東京でNHKエンタープライズによるトークショーも行われ、精力的なプロモーションを繰り広げる。NHK地上波での放映と積極的なPR活動により、その知名度と人気は急上昇の兆しを見せている。

 また同イベントでは、B-BOY KOREAの公演も行われた。B-BOYのダンスと韓国伝統音楽をアレンジしたエネルギッシュな舞台も観客を楽しませた。



東京=野崎友子通信員

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