『太王四神記』のオープンセットの一般公開はいつになるのだろうか。済州島を訪れるヨン様ファンはその公開を待ちわびている。
ペ・ヨンジュン主演で5月21日からMBCで放送予定のドラマ『太王四神記』を制作しているTSGカンパニーは、このプロジェクトを単なるドラマ制作で終わらせるつもりはない。済州島に建設されているオープンセットの撮影場は、早くからテーマパーク化することが予定されていた。
しかし、ドラマ制作が韓国では異例の事前完全制作作品で、またその詳細もほとんど明らかにされていない。撮影の遅れもささやかれており、5月21日の放送開始を危ぶむ声も聞かれるほどだ。
そんな制作陣に焦りがある一方で、済州島に建設された、セットと呼ぶには見事すぎる200億ウォン(約25億7000万円)以上を投じたといわれるオープンセットを、早く一般公開したい思惑もある。現在は、撮影場は堅く閉ざされ、わざわざここを訪れる多くのファンは柵の外の通りからわずかに見えるセットをのぞき見る状態。
先を見据えたプロジェクトとして観光客誘致のためには、5月の放送開始に合わせたオープンが望ましい。しかし、まだセットも作り直している箇所もある状態で、撮影がいつ終わるのか、セット場がいつ一般公開できるのか、せめぎ合いが続きそうだ。いずれにしても、ファンはベールに包まれたドラマとセット場の公開が待ちきれないようだ。
済州=野崎友子通信員