韓国を代表する善行芸能人として有名な歌手キム・ジャンフン(40)が、9年間で計30億ウォン(約3億8000万円)を寄付したことが分かった。
キム・ジャンフンは16日に放送される予定のKBS2『経済ビタミン』に出演し、この事実について公開した。
キム・ジャンフンは毎月3カ所の孤児院に500万ウォンずつ計1500万ウォン(約192万円)を寄付してきたほか、2001年には京畿道一山の「青少年のための協会」の設立にアルバムの収益金9億ウォンなど、計12億ウォンを寄付している。また、コンサートの度に恵まれない人々を招待し、食事も提供するなど、公演文化寄付活動を行っていることでも有名だ。
しかしキム・ジャンフン自身は現在、保証金5000万ウォンに家賃120万ウォンの家で暮らしているという。
キム・ジャンフンは「僕は子どもの頃に苦労をした。そしてその苦労により得たものが音楽。だから音楽により得た収入は、私利私欲のために使いたくない」と寄付の動機について語ったと制作陣は伝えた。
また、「ファンの方々のために寄付することができたのだから、結局はファンが寄付したようなもの。僕はただ寄付をするのを助けたヒューマンバンクであるだけ」と話した。
キム・ジャンフンは自身の善行について「自分で稼ぎ、誰かを助けることができるのは幸せなこと。僕は僕にとって、それが最も経済的なことだと思っている」と答え、制作陣を感動させたという。