映画『黄真伊』を手がけたチャン・ユンヒョン監督が、ヒロイン演じたソン・へギョに惜しみない称賛を送った。
チャン・ユンヒョン監督は9日、取材陣のインタビューに応じ、「映画を撮影するときは、常にコンテやシナリオが変更になる可能性がある。このような過程を数十回繰り返し、1本の映画が完成する。そんな中、ソン・へギョはいつも優れた適応力を見せた」と語った。
チャン監督は「その上ソン・へギョは、撮影前日にコンテが変わっても、台詞はもちろん、変更後の状況に合わせた演技を見せた」と称賛した。
さらに「強行軍に近い厳しい撮影スケジュールが続き、体がきつい時もあったが、ソン・へギョはスタッフたちに迷惑をかけないよう心がけているかのように、強い責任感で現場の雰囲気を引っ張っていた」と付け加えた。
チャン監督は「ソンへギョがそれだけ自らの役割と映画を愛していることを物語っている」と賛辞を送った。
ソン・へギョは北朝鮮の作家、洪錫中(ホン・ソクチュン)原作の小説を映画化した『黄真伊』で、女性として主体的な人生を生き抜いた朝鮮時代の妓生(キーセン=芸妓)、黄真伊(ファン・ジニ)を演じた。
同映画は6月6日に公開される。