「僕が怪我をして家族が無事だったので本当によかった」
俳優チェ・ミンスが安堵のため息をついた。
チェ・ミンスは最近、妻と2人の子どもたちと一緒にマレーシアへ家族旅行に行き、交通事故に遭って帰国した。現在、ソウル江南のN病院に入院中だ。
事故は現地のタクシーがトラックと衝突したことにより発生した。時速80キロで走っていた車との衝突だったため負傷が大きく、運転手とチェ・ミンスが大怪我をした。
チェ・ミンスは首を負傷し、3時間に及ぶ手術を受けたほどの重症。しかし子どもたちは2人とも無事で、妻のカン・ジュウンさんも腕の骨にひびが入った程度の怪我で済んだ。
チェ・ミンスは入院4日目の9日午前、本紙の記者との電話通話で「僕が怪我したのでむしろ安心している。手術もうまくいったので、後は回復するだけ。1週間程度で退院できると思う。ただドラマの撮影のスケジュールがずれてしまうのが心配」と話した。
済州で撮影中のドラマ『太王四神記』(MBC)出演と関連し、チェ・ミンスは「キム・ジョンハク監督が私を配慮し、撮影日程を完全に延期してくださった。3週間程度過ぎて回復し次第、撮影に合流する予定」とした。
これまで演技活動をしながら幾度も事故に遭っているチェ・ミンスは、「僕は事故には慣れているが、家族に万一のことがあったらとそれだけが心配だった」と安堵した。
チェ・ミンスは昨年夏も映画『ホリデー』の撮影現場に向かう途中でオートバイ事故を起こし、あばら骨を折っている。今回の手術ではその際に挿入したボルトも一緒に取り除いた。
一方、チェ・ミンス、ペ・ヨンジュン、パク・サンウォン主演で高句麗の広開土王の愛と人生を描いたファンタジー歴史ドラマ『太王四神記』は、来月21日から放送される。