『グエムル』、米で『ブラザーフッド』抜き韓国映画興行成績2位に


 『グエムル-漢江の怪物-』は米国でも大ヒットの兆しだ。

 29日の米映画興行集計サイト「ボックスオフィスモジョ」によると、今月9日に全米71スクリーンで公開されたポン・ジュノ監督の『グエムル』は、27日の1日で94スクリーン、収入2万9000ドル(約339万円)を記録、公開から19日目にして計111万4000ドル(約1億3024万円)の興行収入を上げた。

 このため『グエムル』は、2004年9月3日に公開された『ブラザーフッド』(興行収入111万1061ドル=約1億2989万円)を抜き、全米で公開された韓国映画で2番目の興行記録を打ち立てた。歴代1位は、04年4月2日に公開され238万ドル(約2億7820万円)の興行収入を上げたキム・ギドク監督の『春夏秋冬そして春』だ。

 注目すべきは『グエムル』の観客動員スピード。『ブラザーフッド』が111万1061ドルを記録したのが公開105日目だったのに対し、『グエムル』は公開19日で111万4000ドルを記録したためだ。こうした経緯を見ると、『春夏秋冬そして春』が公開196日で打ち立てた歴代最高記録の突破も夢ではない。

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