ユジン、司会に映画にミュージカル…大忙しの毎日


 「放送が終わった後はヘトヘトになります」。ユジンはトレードマークの丸い額にキュートなシワを寄せる。KBS2『ハッピートゥゲザー-フレンズ』の司会を務めてから早3カ月。思った以上の重労働だった。視聴者は約1時間に編集されたものを見ているが、録画は約4時間にわたり行われる。ハイヒールを履いたまま、4時間も立って司会をするのは決して易しいことではない。

 録画が終わるころにはクタクタで、むくんだ足がテレビに映るのではないかと気が気ではないという。

 もう1人の司会を務めるユ・ジェソクとの呼吸は抜群だ。ユジンに話す機会を与えようと配慮してくれる「MCユ」の暖かい心遣いにいつも感謝しているという。

 5月には初めて出演した映画『結婚できるかしら』が公開される。

 『ハッピートゥゲザー』の録画がある金曜日以外は、すべての時間をミュージカル『ダンサーの純情』のために使っている。

 10年間、毎日のようにダンスをしてきたユジンだが、サンバ、ジルバ、チャチャチャのようなラテンダンスに挑戦した後から「ダンスは難しい」ことを知った。普通の人が2年間で学ぶ量を2カ月間でマスターしなければならないのだから難しいのは当たり前かもしれない。両膝はあざだらけでむくんでいるけれど、そのお陰で体にはきれいな筋肉がついた。緊張感のためにスマートになったという称賛の言葉も聞こえてくる。

 29日から始まる『ダンサーの純情』はユジンにとって初のミュージカルの舞台だ。映画デビュー作となる『結婚できるかしら』は5月初めに公開される予定だ。ユジンはスクリーン、舞台へと活動の領域を広げ、本物のエンターテイナーの道を歩み始めた。

 11月28日にはS.E.Sとしてデビューしてから10年目を迎える。

 「鏡に映った自分の顔に、ときどき『老けたな~』と驚くことがある」と話すユジンは、「27歳になったというのが信じられない」という。

 映画とミュージカルで忙しく上半期を過ごした後、下半期にはアルバムを出す計画だ。できるならばパダとシューと10年前に戻り、S.E.Sの10周年を記念したいと思っているという。

キム・ソラ記者
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