春を迎え、ホワイトニング化粧品が一気に新登場している。特に今年は漢方成分を含んだ化粧品をはじめ、より高級な製品が一斉に発売された。これとともに各化粧品メーカーは差別化した広報戦略を繰り広げ、女優の「お肌」対戦にも拍車がかかっている。
DHCは2月からビタミンCエッセンスの広告にユン・ウネを起用した。「陰のある暗い顔を連想させる雲がユン・ウネの後をついて回る。雲から逃げ回るユン・ウネが、ビタミンCエッセンスを使って真っ白な顔で明るく微笑む」というコンセプト。
LG生活健康ザ・ヒストリー・オブ・フーは、明成皇后に変身したイ・ヨンエを起用し、「明成皇后と大院君との神経戦」編で「拱辰享雪美白膏」美白ラインをPRする。
漢方化粧品ブランドの秀麗韓もスエをモデルに美白製品を発売する。アモーレパシフィックは「マモンドピュアホワイト3種」ラインを発売し、ハン・ガインをモデルにした。SK‐2はキム・ヒエを、クラランスはハン・イェスル、ビオテルムはパク・シヨンをモデルに起用した。
業界の関係者は「広告はモデルたちの肌に憧れる女心に攻めこむという戦略が隠れている。製品の機能以上に、モデルたちの“お肌対決”も期待して欲しい」と話した。