『グエムル』、中国でも「ハリケーン級」の大ヒット


 韓国映画最高のヒット作『グエムル‐漢江の怪物‐』が米国に続き、今度は中国大陸も飲み込んだ。

 8日に中国の映画館250館で本格的に公開された『グエムル‐漢江の怪物‐』(監督ポン・ジュノ)が、最初の週末に推定1000万元(約1億4430万円)の興行収入を上げた。

 シナドットコムなど中国のマスコミは、「中国大陸に上陸した韓国のブロックバスター、『グエムル‐漢江の怪物‐』が最初の週末にハリケーンを起こした。同週末に1000万元の興行収入を上げたものと見られる」と報じた。

 さらに「中国で公開された韓国映画の興行記録も難なく破ることになるだろう」と予測している。これまでの興行記録は昨年5月に公開された『デイジー』の1100万元(約1億5873万円)だ。

 特に、6日に一部劇場で公開された『グエムル‐漢江の怪物‐』は、初日に「満員御礼」となったという。

 また、「韓国映画が中国の情緒に合わなかったこれまでの状況を一気に打ち破った。その上、列を作ってチケットを買い求める観客らの姿が見られる」とし、その人気の高さについても報じた。

 制作会社チョンオラムのチェ・ヨンベ代表は10日、スターニュースとの国際電話によるインタビューで、現地の配給会社関係者の言葉を引用し、「250館で公開された『グエムル‐漢江の怪物‐』が初日に3万8000人余りの観客を動員した。劇場収入に換算すると110万元(約1587万円)程度になる」と述べ、週間ランキングで1位に上がる可能性が高いとの見通しを示した。

 一方、『グエムル‐漢江の怪物‐』は9日に米国でも公開され、最初の週末に32万ドル(約3758万円)の興行収入を上げ、話題となった。ニューヨーク・タイムズ、USAトゥデイ、ワシントンポストなど、現地の有力マスコミの間でも好評だった。

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