8日、俳優チャン・ドンゴンが日本初のファンミーティング「2007 Jang DongGun's STORY」を開催。これまでとはまったく異なる趣向で、ファンに新たなチャン・ドンゴンの魅力を大きくアピールした。
チャン・ドンゴンは、これまで韓国のファンクラブ「アドニス」と自身の誕生日である3月7日にバースデーファンミを開催してきたが、今回初めて海外で開催した。
今年日本に公式ファンクラブ「アドニス・ジャパン」が設立されたことを記念し、初めて国外のファンと過ごしたいと計画されたファンミの会場は、国内はもとより世界のアーティストのあこがれのステージ、日本武道館。8000人の観客が会場を埋め尽くした。
チャン・ドンゴンは今回のファンミにあたっていくつもの「スペシャル」を用意。まず、ファンに負担をかけたくないとの意向で、完全招待制でとし、ファンをすべて無料で招待した。
オープニングから度肝を抜く演出。生バンド演奏のBGMの中、主役はどこから登場か、とあちこちに目をやっていると、スポットライトはドラムの上に。ドラマー、チャン・ドンゴンがそこにいた。
スティックをマイクに持ち代えてのオープニングのあいさつは日本語、中国語、英語で披露。台湾など海外から駆けつけている「アドニス・インターナショナル」のファンにも配慮を見せ、大きな拍手を受けた。
その後ステージはコンサート会場と化した。歌好きとして知られるチャン・ドンゴンだが、公式の場ではほとんど歌うことがなかったが、今回は満を持してバンドを引き連れ訪日。「この日のためにバンドのメンバーと一生懸命練習してきました」と述べ、アーティストのコンサートかと見まがうほどの迫力のライブを繰り広げ、英語の歌を中心にロックからバラードまで全9曲を披露し魅せた。
また、秘蔵のCM撮影の裏側やオフ・ショット風景など未公開のお宝映像も流され、ファンには貴重であっという間の1時間余りだった。
東京=野崎友子通信員