ポン・ジュノ監督、世界の名監督2人と競作へ


 韓国映画界の“怪物”ポン・ジュノ監督が世界の映画界の“怪物”として注目を浴びている。

 ロイター通信はポン・ジュノ監督が世界的な監督ミシェル・ゴンドリー、レオス・カラックスと映画を共同脚本・演出すると大きく報じた。

 ポン・ジュノ監督はミシェル・ゴンドリー、レオス・カラックスと共に映画『東京(仮題)』を競作し、直接脚本を書いて演出する。ポン・ジュノ監督は「『ニューヨーク・ストーリー』(1989)のようなオムニバス映画であり、背景が東京」と説明した。

 『ニューヨーク・ストーリー』はマーティン・スコセッシ、フランシス・F・コッポラ、ウディ・アレンが演出し、世界の映画界で話題を呼んだ作品だ。『東京』も世界的な監督の競作となることから、『ニューヨーク・ストーリー』以上に注目を浴びることが予想される。また、ポン・ジュノ監督が既に世界的な監督として認められたことを内外に広く知らせる映画となる。

 ポン監督はオーストラリアからニューヨークに行く26時間のフライト中に脚本を最後まで書き終えたといい、7月に撮影を開始する予定。ポン監督は脚本の内容で明らかにしていないが、日本人の男女の話だとだけ説明した。

 ミシェル・ゴンドリー、レオス・カラックスは7月か8月ごろにクランクインするとされている。ミシェル・ゴンドリー監督は『エターナル・サンシャイン』で2005年にオスカー脚本賞を受賞し、レオス・カラックス監督は『ポンヌフの恋人』で有名だ。

パク・ジョングォン記者
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