代理翻訳疑惑の「シンプルな法則」、出版社に嫌疑なし

 アナウンサーのチョン・ジヨンさんの代理翻訳疑惑で刑事告訴された「成功する人のシンプルな法則」(韓国題「マシュマロの話」)の出版社が嫌疑なしで不起訴処分となった。

 告訴人側の代理人である李昌玄(イ・チャンヒョン)弁護士は2日、「2月16日、検察が刑事告訴の件で、嫌疑なしの不起訴処分にした」と伝えた。李弁護士は「今回の処分については理由書を見なければ正確な理由は分からない。きっとチョン・ジヨンさんが本を翻訳したという事実と、本の購買の間の因果関係を立証する証拠が足りなかったと思われる」とした。

 告訴人団は昨年10月、この本を出版したハンギョンBPを特定経済犯罪加重処罰などに関する法律違反および業務妨害などの疑いで刑事告訴した。

 これとは別に、131人の購買者がチョン・ジヨンさんと出版社に対し、1億536万ウォン(約1310万円)の被害額を補償せよという民事訴訟も起こしている。

ウォン・ジョンファン記者
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