4月7日、ソウルで行われるSE7ENの単独コンサートチケットの前売りチケットが26日、発売開始5分で1万2000席が全席売り切れとなった。チケットの値段を考えれば、5分で7億ウォン(約8910万円)の売上を上げたことになる。
ソウルオリンピック公園体操競技場で行われる今回のソウルコンサートは、SE7ENの今年最後の韓国でのコンサートであることから、当分の間SE7ENを見ることができない韓国のファンの関心が強く、所属事務所YGエンターテインメントは韓国のチケット前売りサイト4カ所を総動員することにした。このため、多くの人々が一度にアクセスしたものの、一時サーバーが不安定な状態に陥っただけで、チケットの販売には特別な問題なく、順調に5分で終了した。
最近、激しい不況に陥っている公演業界で、5分で1万2000席がすべて売り切れとなるのは珍しいケースという評価だ。
SE7ENはこれに先立ち、昨年日本の大阪と東京でそれぞれ2回ずつ行った単独コンサートでも、入場料の収益だけで30億ウォンを記録するなど、韓国と日本の歌謡界で最高のチケットパワーを誇っている。
コンサート会場で販売されたSE7EN関連の商品は20億ウォン分に近く、2度に渡るYGファミリー共同コンサートに集まったSE7ENのファンによる収入を合わせれば、SE7ENが去年日本で記録した売上だけで60億ウォンを超えると日本の関係者は説明した。
SE7ENは今年6~7月に日本で新しいシングルを発表し、昨年より規模の大きい全国ツアーコンサートを計画していることから、さらに多くの海外公演による収入を得ることが予想される。
SE7ENは日本での活動が終わり次第、米国に渡りファーストシングルを発表し、正式なプロモーションをスタートする予定だ。このままで行けば、SE7ENは米国の音楽市場でアルバムを出し、活動する韓国最初の歌手になる見込みだ。