ワールドスターに向かうチョン・ウソンの足元が乱れている。
当初、チョン・ウソンはアジアの大作『The Battle of Red Cliff(赤壁之戦)』(ジョン・ウー監督)にキャスティングされたとされていたが、最近、香港と中国メディアが相次いで発表した最終キャスティングの名簿には名前がなかった。
香港のザ・スタンダード紙は15日付の報道を引用し、チョン・ウソンがキャスティングされなかったと報じた。
同紙は「もともと5000万ドル(約60億5422万円)程度の規模で撮影される予定だった『The Battle of Red Cliff(赤壁之戦)』の制作費が8000万ドル以上の規模に膨れ上がる可能性が出てきた」とし、プロデューサーのテレンス・チャンの言葉を引用、「キャスティングが確定したが、韓国のトップスター、チョン・ウソンをキャスティングすることには失敗した」と報じた。
同紙によると、当初キャスティングに有力視されていたチョン・ウソンや日本の渡辺謙など、中華圏以外の俳優は1人もおらず、チョウ・ユンファ、トニー・レオン、チャン・チェン、リン・チーリンなど中華圏のスターばかりがキャスティングされた。
同紙はこのようなキャスティングの結果について、「韓国と日本市場への進出のため、これらの国の俳優をキャスティングするという噂があったが、今回のキャスティングの名簿からは中国の俳優だけを起用するという監督の決心が感じられた」とした。
チョン・ウソン側はキャスティングされなかったことについて公式のコメントを発表してない。
サイダースHQの関係者は「まだ同作のキャスティングが完全に決まったわけではなく、今はは何とも言えない状態」と含みを残した。
しかし同作の主な配役は既にキャスティングが確定し、来月29日にクランクインすることになっており、チョン・ウソンも映画『いい奴、悪い奴、変な奴』(キム・ジウン監督)の満州ロケ(4月)が予定されている状況だ。
チョン・ウソンが果たして同作に出演することになるかどうか。万一、キャスティングされなかったとすればその理由は何なのか。ファンの関心が高まっている。