キム・ギドク監督『Breath』、完成前に10カ国以上へ販売


 キム・ギドク監督14作目の映画『Breath』が完成前に海外10カ国以上へ販売されることが決まった。

 韓国映画の海外輸出を手がける「シネクリック・アジア」が22日に発表したところによると、『Breath』(制作:キム・ギドク・フィルム)は今月8日から18日まで開かれたベルリン国際映画祭のヨーロピアン・フィルム・マーケットでバイヤーらの注目を集めたという。現在、編集作業中の『Breath』だが、未公開状態でスペインのゴルレムディストリビューション、ブラジルのプロビデンスフィルム、旧ソ連のメイウィンメディアなどに販売されたという。

 シネクリック・アジアでは「すでに販売が決まっているイタリア・メキシコ・ギリシア・ベルギー・オランダ・ルクセンブルク・イスラエル・トルコを入れると、『Breath』は映画完成前に10カ国以上に販売されたことになる」と話している。

 『Breath』は夫の浮気を目撃し失意のどん底に落ちた女と、刑の執行が迫っている死刑囚のラブストーリー。ハ・ジョンウが夫役、『グリーン・デスティニー』の台湾スター、チャン・チェンが死刑囚役を演じる。ヒロインは演技派女優のパク・チア。

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