さいたまスーパーアリーナに人気歌手が集結


 14日、東京近郊のさいたまスーパーアリーナで、アン・ジェウク、SGワナビー、神話という豪華な顔合わせによるバレンタイン韓スーパーコンサート2007が観客9000人を集め、華やかに開催された。

 オープニングアクトは今売り出し中のMAYが務め「サライの風」「木枯らしの純情」を披露。紅一点、舞台に花を添えた。
 続いては、人気のK1ファイター、チェ・ホンマンがスペシャルゲストとして登場。神話のチョンジンと親しいというチェ・ホンマンは、リングの上とはまったく異なる穏やかな表情やしぐさで会場を沸かせた。さらに「チョンジンとは一緒にクラブなどへ行って踊る」と告白するなどした。

 メインアクトは、アン・ジェウクで幕を開けた。ドラマ『星に願いを』でおなじみの曲
「Forever」など全6曲を披露。「風邪をひいてしまったんです。なので今日は歌がおかしくても許してくださいね」としながらも、見事に歌い上げた。

「今日は愛する人といなければならない日なんですが、皆さんは、愛する人と一緒にいますか?」と声をかけると、客席からは「一緒にいるよ」と歓声が沸き起こった。バレンタインでいろいろプレゼントをもらったと思うが、そのお返しはどうしますか、という問いに、愛のこもった詩を捧げたいとし、詩の朗読も披露した。


 次に登場したSGワナビーは「Timeless」「僕の人」など5曲を熱唱。バレンタインにぴったりの曲は、と問われ、「僕たちの歌は愛をテーマにした曲が多いので、どれでもバレンタインに似合います」と答えた。記憶に残るバレンタインのプレゼントは、との問いにジノは今日日本のファンにもらったチョコ、ドンハは昔の彼女がくれた手刺繍のハンカチ、ヨンジュンは昔好きだった子がくれたチョコと告白した。

 トリを務めたのは神話。これまでより一段と大きな歓声に迎えられ、チョンジンのソロ「ドラワジョ(戻ってきて)」「サランイオジアナヨ(愛が来ない)」でスタート。その後全員がそろい日本での1stシングル「僕らの心には太陽がある」を歌うと会場のボルテージは最高潮に達した。

「今日はこんなに集まってくれてありがとう。最近個人の活動が多かったけど、これからアルバムも出るので、よろしく」とファンの声援に応え、さらに2曲を披露した。

 また、16日がエリックの誕生日ということで、舞台に大きなケーキが用意され、ファンも声をそろえてハッピーバースデーソングを歌って祝うなど、終始舞台と客席が一体となった和やかな雰囲気で進行。3時間の公演はあっという間に感じられ、名残惜しくも幕を閉じた。

東京=野崎友子通信員

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