映画『黄真伊』の194日間にわたる撮影を終えたソン・へギョが感極まって泣き出した。
194日間という長丁場の撮影の末、ソン・へギョ、ユ・ジテ主演の『黄真伊』が10日にクランクアップした。
企画段階から参加し、これまで黄真伊として過ごしてきたソン・へギョは、最後のOKサインが出るや涙を溢れさせ、周りのスタッフを感動させた、と制作会社側が伝えた。ソン・へギョやユ・ジテなど俳優陣は、スタッフの個人的な写真にも一枚一枚サインとメッセージを添えるなどし、皆が名残惜しがっていたというのが後日談。
昨年7月27日に京畿道坡州の現場でクランクインした『黄真伊』は、一切外部に公開することなく、韓国の各名所で撮影を行ってきた。両水里のセット、龍仁民俗村、潭陽瀟灑園、南原広寒楼、順天仙厳寺、南山韓屋村、楊平雪梅材はもちろん、鉄原、釜山、安東、金剛山などがカメラに収められた。
制作会社側は「季節感と気候を前もって把握し、細部にわたる準備を基に撮影が進められた。多くのロケ地を回りながら、予想外に現地の気候が悪化するハプニングもあり2カ月ほど撮影期間が延びたが、完成度の高いシーンを追求するという情熱を持ち、最後までじっくり集中して撮影を行うことができた」と説明した。